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佐野 はるか 展/Haruka Sano 陶器


2011.8.27 [sat.] – 9.5 [mon.]
自由で伸びやかな姿の作品ですが、 細部にまで神経が行き届いていて、隙がありません。
そして佐野はるかさんの陶作品はいずれも、土をしっかりと焼いている「焼き物」としての存在感があります。
“仕掛けて焼く”という、制作者としての、尽きることのない試行錯誤が繰り返されていることを感じます。
「模刻をたくさんしたので、カタチが持っている法則など、有機的なラインは的確に再現できてしまいます。
でも、なるべく頭で考えないように、、、慣れた形にならないように、、、と、いつも自分を律しています。
褒められると心配になってしまう性格なんです」 かつて愛犬が死んだ時作った骨壺が、植物がはえた蓋物の原型だったり、、、 錬金術の本を読んで、原点は陶芸のことか?と、一人納得したり、、、 縄文土器と対峙した時、そのエネルギーに思わず涙したり、、、と。
アーティストとしての強さともろさが同居しているような佐野さんですが、 「青年期の悩みから抜け出せたのかな? 最近、自分が少し大人になった気がします」と話してくださいました。
佐野さんにとって、制作しているときが、最も自然体で心地の良い時間なのでしょう。 強く、そして存在感ある、特有の世界観が魅力的です。

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