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大谷 敬司 展/Keiji Otani テキスタイル


2011.1.19 [wed.] – 1.27 [thu.]
糸と糸、色と色との“からみ”によって生み出される風合い、色合い。
様々な人との出会いによって生まれた新しいテキスタイルプロダクトの提案です。
モノトーンな秋冬物ストールやカラフルな春夏物のストールを中心に紹介いたします。
大谷敬司さんは、テキスタイルのジャンルの中でも、とりわけ織物としての布に興味があるそうです。
「なにしろ、数学の順列組み合わせのように、経糸と緯糸が織りなす布の可能性の無限なことです。また、経糸を一本でも掛け違えると完成品にならないという、細かく地道なプロセスが必要とされることも、自分にとっては魅力的です」
大谷さんは、大学時代はグラフィックを専攻。
その後、海外に出てみたいという欲求と、染色に対する関心もあって、イギリスに留学。
「いろいろ学んでみて、自分はアーティストとして個を完結させる道より、デザイナーとして、テキスタイルプロダクトの企画、開発の仕事をしていくほうが合っていると感じました。日本に古くからある伝統技術を存続させ、現代の技術も組み合わせたりと、あれやこれや職人さんと試行錯誤して、新しいプロダクト製品を作り上げていく作業は本当に楽しいです」と。
大谷さんの熱意に、大いなる理解を示してくださっている機屋さんの協力があって実現した、独立して初めての個展です。
今回発表するストールは、日本の着物の伝統技術である“絡み織”と、“ニードルパンチ”という現代の技術が生かされ、ニューヨーク近代美術館=MoMAのミュージアムショップにも選ばれ、販売されています。
他に一品もののインテリアの布製品など、大谷さんの今後の可能性を感じさせるテキスタイル製品が揃います。

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