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坂井 直樹 展/Naoki Sakai 金属


2010.9.21 [tue.] – 9.30 [thu.]
―鐵のある風景―
一枚の鉄板を、金槌を使って立体的なカタチに仕上げていく“鍛金”という技法には、どこか懐古的な造形のイメージがあります。
しかし、坂井直樹さんが作り出す鉄の造形物は、センス良くデザインされ、とても現代的でお洒落な印象の作品です。
素材やテクニック云々は抜きにして、、、のごとくです。
「金沢に移り住んでから、ますます“鐵”の魅力にとりつかれていきました。雨、雪、そして湿気の多いこの地では鉄がよく錆びることを発見。自然の力に目にみえて反応する錆は、四季を感じ生き続けている証しである…と、そんな人間味あふれた素材に、改めてとても魅力を感じています」と話す坂井さん。
壁掛けの平面作品は、坂井さんならではのデザインセンスが生かされた、朽ちた錆びの色合いと質感がマッチした作品です。
一方で、ずっと作り続けている“湯ノコモルカタチ”と題された鉄の薬罐は、モダンなフォルムながらも道具としての配慮が細部に施され、日々使っている人たちに、多くの満足感を与えています。
「火を使い、金槌を使い、思いどおりのカタに近づけていくという長い作業の中で、重く冷たくのしかかる金属の感覚が、まるで正反対のものとして生まれ変わっていく瞬間があります。手の中で、それを感じる時が鍛金の最大の魅力です。自然が持つ力に畏敬の念を感じ、先人たちが作り出した多くの事柄やモノに、一つ一つ素直に向き合っていこうと心掛けています」と。
『伝統的な技術』と『現代性』
『用』と『美』
時として相反するテーマの中、作り手としての満足度を求めて制作を続けている坂井直樹さんの展覧会です。

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