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五味 謙二 展/Kenji Gomi 陶器


2010.1.6 [wed.] – 1.17 [sun.]
幼少時代、日ごろ眼にし、魅せられていた発掘土器。
大学のゼミで滞在した、沖縄の空気や時間の流れ方の心地良さ。
これらが、五味謙二さんのアンテナを大きく方向転換するきっかけになりました。
早稲田大学人間科学部を卒業した仲間の間では、陶芸の道は異例の職業選択だったようです。
土器のごとく、長い年月をかけて浸食された質感の味わいを出そうと、五味さんの制作工程は、とても複雑で手が込んでいます。
凹凸のある硬い塊で、土の表面を叩いて伸ばしながらタタラで成形します。
さらに、そのボディーをワイヤーブラシなどで引っ掻いて傷をつけ、そこに顔料などを塗り込み、また引っ掻き、、、という作業を5~6回繰り返します。
その後、石と土からなる厚い膜で被って本焼き。
そして、この膜を剥がすところから、いよいよ五味さんの表現作業が始まります。
削ったり、磨いたり、、、この行程には、本焼きまで以上の時間を費やすそうです。
「この作業は発掘気分でワクワクします」との談。
そして頭によぎるのは、沖縄の海で見た珊瑚の色合い。素朴な民具「パナリ焼き」の佇まい。
陶芸を自分の仕事に掲げてから、ずっと五味さんの根底に潜むマグマのようなエネルギー源です。
「カタチや質感、色合いだけを追っかけてオブジェを創っていると、制作に向き合っている自分の必然性を感じます。同時に、相手を意識して創る器作りに、作り分けようとしている自分を感じて、このままで良いのか?という卑しささえも感じてしまいます。五味謙二の仕事として、何を残そうと思うのか、、、。今、自分に問われている大切な時期だと思っています」
武士道魂をこよなく愛し、宇宙の神秘に夢をはせるピュアーな一面を併せ持っている陶芸作家。
悩める一年の集大成が楽しみな個展です。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

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