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工藤 和彦 展/Kazuhiko Kudo 陶器


2009.9.15 [tue.] – 9.23 [wed.]
陶芸の世界に入るきっかけとなったのは、信楽で修行中、知的障害者に陶芸指導をしたことだそうです。
“土が採れる”という情報を耳に、呼ばれるように北海道に移転。旭川の地で作陶を続けています。
工藤和彦さんにとって、15年にもなる北海道での暮らしは、ライフワークという縁を感じながら、日々の積み重ねのようです。
自分の身長が埋まるくらい深く、スコップで掘って採集した牧草地の土は、中国から黄砂として飛んできた鉄分を多く含んだ粘土です。
きめの細かい土を「蹴ろくろ」で、ひとつ、ひとつ、ていねいに成形。
しっかり焼き上げることで、軽くて硬い、安心感のある器作りが工藤さんの特徴です。
一方で、北海道のN.P.O法人“ラポラポラ”の代表として、陶芸を通してボーダレスアートの活動にも、多大なエネルギーを注いでいます。
「彼らのおおらかな造形に触れるたび、あらゆるものに左右されないゆとり、意識に偏り過ぎない間合いに感じ入ります。自分も、湧き上げてくる制作意欲を大切にしながら、こんなふうに自然体で作陶していたいと、改めて思います」と。
この“二足のわらじ”の大切さを話してくださいました。
つい最近、帯広で開催された「北大路魯山人展」に行って来たという工藤さん。
「器のバリエーションの広さを改めて感じました。自分一人でこなすのはとても難しいけれど、絵付け、型ものなど違うジャンルにも挑戦してみたくなりました。奇をてらったものは好きではないけれど、、、。おっかなびっくりですが、自分の気分も風流に伝えてみたくなりました」
そんな工藤和彦さんの、新作の器展です。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

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