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高橋 謙輔 展/Kensuke Takahashi 陶器


2009.7.7 [tue.] – 7.15 [wed.]
高橋謙輔さんは30年以上もロサンゼルスに住み続け、州立大学フラトン校 セラミック・スカラプチュアープログラムで教員をしながら、陶芸作品を制作しているアーティストです。
今回の個展のコンセプトは『夏の砂漠の夜の空』。会期の初日が“七夕”であると気づいたことが、モチーフやテーマの設定につながったそうです。
「全体を大きく分割する二色の対比、ふたつのものを繋いだり隔てたりする、もう一色が入った構成や、大きく施した金彩や銀彩は、オリヒメ、ヒコボシ、天の川、金銀短冊などの七夕の道具立てを反映させたつもりです。でこぼこして曇ったようなテクスチャーと、下地が透けて見えるメタリックな仕上げは、器では初めての試みですが、こちらは夜の空からの発想です」
「私の制作には、自分が暮らす多民族、多文化の混交する土地柄が大きく反映しています。今回は、これまで意識していたラテンの陽気さよりも、もう少し情緒的になったようです」とのメッセージ。
“使い手の遊び心を刺激する、あまり見かけないものを創りたい”というポリシーのもと、異邦人であるがゆえの自由さと、不自由さの双方を意識的に楽しんで制作しているようです。
「具象的なカタチや絵柄は用いていませんが、“なぞなぞ”や“しりとり”のようにイメージが繋がっていく器を作りたいと願っています」と。
『高橋謙輔さんの七夕の宴』楽しみです。

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