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竹下 鹿丸 展/Shikamaru Takeshita 陶器


2009.5.26 [tue.] – 6.2 [tue.]
竹下鹿丸さんは、焼き物の産地として歴史を持つ栃木県益子町に在住です。
ご両親そろって陶芸家という環境に生まれ育ったこともあり、幼少のころから当然のこととして、現在の仕事を選択したそうです。
しかし、二代目という意識はなく、常に「我が道」で作陶に励んでいます。
鹿丸さんは31歳と若いながらも、「土を焼く」という、陶芸の原点を見据えて制作を続けている作家です。
かつて、焼き物が産地成形していた時代と同じように、地元で掘った土、調合し作った釉薬など、自分の手の届く範囲で調達できる素材を駆使することを厭いません。それらは市販の材料と違って、結果、手ごわい相手となってしまうのですが、作陶を当たり前の日常としている彼にとっては、なんの苦にもならないようです。
全長11メートルの穴窯での、1週間の窯焚き。
火の神様のもとで、留まるまいと暴れる土。
溶けて自由に発色しようとする釉薬。
また、思いがけずの自然の灰の恩恵。
仕掛けた意図と、人の力では制することのできないエネルギーとのせめぎ合いのなかで、自分を確かめるかのように、鹿丸さんの作陶の日々が続きます。
今回の個展では、焼締めと織部の二つの表情による、食器と花器がそろいます。
終わりのない、土ものの面白味を堪能してください。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

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