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竹本 亜紀 展/Aki Takemoto ガラス


2009.4.28 tue.] – 5.5 [tue.]
「ツヅレオリ」と題されたそのガラス作品は、初めて目にする表現テクニックかと思われます。
美しい色調の抽象画が、光を透過して何層にも重なって見えてくるような、独特な世界観があります。
竹本亜紀さんは、もともとは美術大学で陶芸を専攻したものの、「私にとって、土の塊は風通しが悪く、いまひとつ相性が合いませんでした」とか。
あるきっかけで、ガラスの素材に転向。
富山のガラス学校に在学中、アメリカのワークショップにも参加したりと、ガラスの道に。
「他とは違う、独自性のあるガラス表現は何か?と、いつも考えていました。ペンキが剥がれている質感や色合い、また染めた糸が重なり合っている織物の表情が好きだったので、ガラスでなにかできないかといろいろ試していたところ、偶然からこのテクニックに至りました」
まずは、大きなガラス板に、エナメル彩で次々と色を載せていきます。抽象画のごとく、色とタッチの偶然性を楽しんで描き、窯で焼きつけます。
それらを何層も重ね合わせ、奥行きのある色彩構成としてデザインし、さらに細かくカットされ、これが作品のパーツとなります。
今回の個展では、D.M.写真にあるフタモノを始め、オブジェ、プレート、アクセサリーなどが出品されます。
「プレートといっても、私にとってはテーブルウェアという概念ではなく、さまざまな工夫と使い方で楽しんでいただきたいガラスの板状作品です」と、竹本さんからのコメント。
1976年生まれ。
まだまだこれからが楽しみなガラス作家です。
サボア・ヴィーブル初個展に向け、とてもエネルギッシュに制作してくださっています。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

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