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星野 佳世子 展/Kayoko Hoshino 陶器


2008.8.30 sat. – 9.7 sun.
「立体を構成するという彫刻的な行為で制作しています」という言葉通り、“外側と内側”という空間を意識した星野さんの作品は、彫刻に近い表現です。
「美術というものと無縁に過ごしていましたが、21歳の時勤めた会社が陶芸関係で、この道に入りました。その後独立し、子育てが終わった頃、自分独自のモノを創りたいという意識にかられ、今の作風が生まれました」
シャープな刃物で意図的にカットしたような、硬質な印象がある陶器です。
まず、柔らかい土の塊を、細い針金で狙ったフォルムにカットし、金属ヤスリのエッジを駆使し細かいプリーツ状のマチエールを施し、刳り貫きながら立体を構成していきます。この不思議な質感とフォルムは、海外でも高い評価を受けています。
「子育て時代も星野工房の器作りにたずさわり、焼き物から離れずにいたおかげで今があると思っています。自分のペースで、自分に合ったモノを、長く創り続けていけることは、とても幸せだと思っています」と、謙虚に心境を語ってくださいました。
日本での発表の機会は少ないのですが、今回の個展に向けて、いろいろ新しい試みにも挑戦してくださっています。
今までの焼き締めのグレー土に加え、黒化粧に銀彩を施した新作も出品されます。
そして、掛け花、蓋物、一輪挿しなどの小物も洒落ています。
海外も含め、作品に対する反応やコミュニケーションを励みに、たんたんと制作を続けているアーティストです。

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