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生田 真弓 展/Mayumi Ikuta 漆器


2007.11.10 [sat] – 11.18 [sun]
漆、掌に遊ぶ___
ふと傍らに寄り添う小さな息吹となるよう、一つひとつを生み出しています。
多摩美術大学建築学科を卒業後、庭園設計の事務所に2年間勤務してらしたそうです。
「建築を学んでいた学生時代は、図面を描いても模型を造っても、なにかを創り出しているという実感がなく、満たされない思いが残りました。庭園設計だったら規制条件も少なく、より感覚的な表現が生かされるのではと期待して選択しましたが、すべてが分業で、結果としては消化不良でした」と。
生田さんは、漆芸の仕事を選んだ動機をこう語ってくださいました。
父方のご実家が金沢だったこともあり、幼少の頃から手仕事による工芸品を眼にする機会が多かったようです。
「手の感触を頼りにモノを生み出してみたい。新たなるモノを創り出したいと思う、作者の心を伝えたい。それが日々愛でられ、使われることによって、その人の生活が明るく生き生きと変わっていくことがあるんだったら、うれしいです」と。
『漆』という素材は、そんな想いの生田さんにピッタリです。
“我々の祖先が漆という塗料を見い出し、それを塗った器物の色沢に愛着を覚えたことの、偶然でないのを知るのである”という一文が、谷崎潤一郎の『陰影礼賛』にあるように、深さと厚みのあるつやを持つ漆には、日本人だからこそ秘かに共有できる情緒感が備わっています。
また、修理が可能という特性を持っているので、愛用された歴史を刻んで,末裔までも存在するのです。
『乾漆』という、思いどうりのフォルムを追いかけることが可能な技法を選んだ生田さん。
美しい形を追いかけ“伝わりたい”という一心で、用途を加味して創られた作品は、小物入れ、蓋物、醤油さしなど、多岐にわたります。
漆作家としては、珍しいアイテムに挑戦しています。そして、思い入れの多いエネルギシュなサボア・ヴィーブル初個展です。

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