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新里 明士 展/Akio Niisato 磁器


2007.9.15 [sat] – 9.24 [mon]
『光器』と題された新里さんのシリーズを、見知っている方は多いと思います。
高度な伝統技術に基づいた作風ですが、繊細で現代的な印象を併せ持っているからでしょうか。韓国、イタリア、オーストラリアなど、海外でも高い評価を得ています。
早稲田大学哲学科中退という稀な経歴を持つ新里さんですが、幼少時代、絵や工作が特別に好きだったというわけではなく、高校時代、陶芸に出会ったというだけのきっかけで、今の仕事に至っています。
「器」の形を保ちながらも、アート感覚を残したい。
フォルムをいじるのではなく、細工を施すことでインパクトを与えたい。
2003年、サボア・ヴィーブル初個展は、そんな思いから生まれた「蛍手」の作品でした。
その後、このシリーズは新里さんのテーマとなり、4年の歳月が経ちました。
“性格的に、制作する作品のイメージが固まりやすいたちなので、意識して「今」を壊していくようにしています。
今年に入ってから、轆轤を離れて手捻りを、色味を加えてみようとラスター彩を、、、と、あえて意識の違うものを創る時間を持ってみました。
そして改めて『光器』シリーズを手掛けてみたら、なにかから開放されたかのように、創りたいイメージのものをすっと自由に創っている自分に気がつきました。”
常に自問自答しながら、新たなる作品創りに挑んでいる若き陶芸家です。
3年振り。改めて楽しみな個展です。
ストアコラムのカテゴリー『つくる・人』  ぜひご覧下さい

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