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福西 毅 展/Takeshi Fukunishi ガラス


2007.5.31 [thu] – 6.7 [thu]
“今まで見たことない!”と思われる方が多いでしょう。
“孤高”ということばが似合うガラス作品です。
“大学時代は金属で大きなオブジェを創っていました。ガラス作品なのに、金属棒を作って溶接で組み立てたような名残りを感じるという人もいます。また、バリを残したくなるのも、金属をいじっていたせいかも、、、”とは、ご本人談。
“ガラスは、他の素材を知っていればいるほど、造形の可能性が広がる面白い素材です”とも話していらっしゃいました。
陶芸に限らず、ガラス工芸にも多くのテクニックが存在します。
選択したひとつの技術を試行錯誤して、作品を制作するガラス作家が多いなか、福西さんは、先人が駆使して成し得たテクニックを、制作上の選択肢として考えているかのようです。
幻想的な美しさ、あやうい緊張感など、福西さんの作品には
ガラス特有の持ち味が生きています。
狙ったフォルムや色合いは、卓越した確かな技術に支えられ、幾重もの工程を経て完成に至っています。
山登りが好きな福西さんにとって、今までの“Life”と題されたシリーズは自然現象がテーマでした。
最近、これまであまり縁のなかったクラシック音楽と出会う機会があり、愛好し興味が湧くほどに、自分の作品にもその影響が出始めているとか。
ト音記号、音符、指揮棒の軌跡など、線を意識した造形です。
壁面作品に置き換えるには、想像を絶する制作上の緊張感が必要だそうで、作品の完成が楽しみな展覧会です。

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