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国重 晶 展/Akira Kunishige 陶器


2006.4.17 [mon] – 4.23 [sun]
ひとつの事にどこまでも突き進んでしまう性分のようです。
何年か前から、土に穴を開け続けています。
土の乾き具合と穴を開けるタイミングの勘、焼成中の窯の中での予想外のアクシデントなど、なかなか狙いどおりにならない結果にも、根気強く挑んでいます。
国重さんにとって、陶芸は食べることと同じぐらい必要不可欠な日常事のようです。職業としての一手段でもなく、かといって趣味の範囲でもなく、土と無心に対峙することでバランスをとっているように見受けられます。壊れやすいナイーブな一面を持つ彼女にとって、陶芸は自己表現手段のひとつなのでしょう。
社会一般のものさしに左右されることなく、ほとんど独学で、自らの心の赴くままに18年もの間制作し続けているピュアーな作家です。かつての数寄者が茶碗作りに自分の生き様を託したごとくでしょうか。
今回の展覧会は、穴あきシリーズです。
アート感覚の平面作品、照明器具、果物が似合う穴あき鉢、そして穴あき箸置きなども揃います。

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