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坂井 直樹 展 「侘び」と「錆び」のカタチ

坂井 直樹 展 「侘び」と「錆び」のカタチ

2014.9.27 sat. - 10.5 sun.

鐵を金槌で叩いて、立体的な作品に仕上げていくという『鍛金』という技法には、どこか懐古的な造形のイメージがあります。しかし坂井直樹さんが作り出す鐵の造形物は、センス良くデザインされ、とてもスタイリッシュです。暮らしの中に取り入れ、居心地良く同居したいと思わせる作品です。

「火を使い、金槌で叩き、思いどおりの形に近づけていくという長い作業の中で、重く冷たくのしかかる金属の感触が、まるで正反対のものとして生まれ変わっていく瞬間があります。手の中でそれを感じる時が鍛金の仕事の最大の魅力です」と。工房を構えた金沢の地は湿気が多く、鐵が良く錆びる事を発見。自然の力に眼に見えて反応することに、ますます生き物としての“鐵”の魅力を感じているようです。

「今回の個展では、壁の作品をメインに制作しました。より緊張感のある作品作りを目指し、華奢で繊細な空気感が伝わればいいかな~と思っています」“湯のコモルカタチ”と題した薬缶や、切子ガラス作家である奥様とのコラボ作品も出品されます。

「先人達が作り出した多くの事柄や物に、ひとつひとつ素直に向き合って行こうと心掛けています」と、人間国宝の師『中川衛』のもと、弟子としての制作も続けている坂井さん。伝統的技術を生かした現代の物作りに、大いに期待したい工芸作家の一人です。

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